LM0101 Levage(レバッジ)
本機は、液体、粘体の小袋自動充填包装(三方シール・四方シール)において「レバッジ機構」により、実シール圧力(押し圧)の数値制御(モニタリング)を行えるのが特徴です。既存のシール「圧力」の調整機構として「ねじ押し機構」や「エア押し機構」があげられます。これらのシール「圧力」設定は「押している量」「押している圧力」すなわち入力値であり「2次的な数値管理」と言えます。このため、経時的なシール「圧力」の変化にはオペレーターによる監視が必要になります。シール「圧力」が不安定になれば、その都度オペレーターによる調整が必要になります。調整はオペレーターの技量に左右され、チョコ停などによる生産の滞留や、製品(製袋)のバラツキが生じます。 これに対し、本機の「レバッジ機構」は、ロードセルにより「実際の押圧値」を、より製品(製袋)の近くで計測しているので「実効的な数値管理」が可能となり、フィードバック制御と合わせる事で継時的なシール圧力の変化にも自動で追従し、微調整を行います。オペレーターの技量に左右されずとも、安定したシール「圧力」を維持し、安定した製品(製袋)と、安定した生産計画を実行できます。 また、実際の押圧値はもちろんの事、その他の包装データーもファイル出力が可能となり、トレサビリティに貢献いたします。
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Levage 運転動画
標準仕様
充填物 | 液体、粘体物 |
ピッチ可変範囲 | a.100~200㎜(2つ割:定ピッチ142.9㎜) b. 80~150㎜(3つ割:定ピッチ95.3㎜) c. 55~100㎜(4つ割:定ピッチ71.5㎜) d. 45~80㎜(5つ割:定ピッチ57.2㎜) e. 40~60㎜(6つ割:定ピッチ47.6㎜) f. 35~45㎜(8つ割:定ピッチ35.3㎜) ※横シール幅によりピッチ可変範囲が異なる場合があります。 (フラットシール16㎜(横シール・有効幅)が標準になります。) ※ピッチ可変範囲外でも能力を落とせば運転可能な場合があります。 |
最大包装スピード | 20m/分 |
最大機械能力 | 300包/分 ※包装能力はフィルムの材質、充填物の物性等により異なります。 |
製袋幅 | 25~130mm ※120~130mmは4方シールとなります。 |
原反最大径 | φ400mm |
充填方法 | 連続、間欠 |
充填容量 | ※ポンプの選択により異なります。 ※充填容量の計量範囲は、横ロールの割数により異なります。 |
包装形態 | 3方/4方シール袋 |
本体設置寸法 | 幅1120mm×奥行1120mm×高さ2163mm |
機械重量 | 約700Kg |
電気仕様(合計) | 3相200V 8.5kw(オプション:冷ロールヒータ、ミシンカッター装置有り) |
選択可能オプション | ・ノッチ装置 ・平カッター装置 ・冷ロールヒータ ・ミシンカッター装置 ・充填ポンプ (一軸偏芯ねじポンプ・ロータリーポンプ・カスケードポンプ・ピストンポンプ等)・サニタリー配管 ・刻印 ・印字プリンタ ・製袋形状変更(ビン口) ・排出装置(振分、ダンパー等) ・コンプレッサ ※その他オプションに関してもご相談ください。 |
Levageの大きな効果
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