釣りファンの皆様、どうも管理人です。
今回も釣行記ですが、珍客が訪れたのでレポートします。
6月23日(土) 1:30~4:30 長潮 満潮~下げ5分程
前回のログ最後に書いたように、今回はクロダイを狙って荒川の河口付近に出撃!!
現着すると、P君が橋の下付近でッキャスティング真っ最中!なにやら「コツコツ何かが当たる。」らしい。確かに水面にはベイトが何かに追われているらしき波紋が見える。隣にインさせてもらって、まずは「マリブ78」で明暗を狙う。このルアー明暗の流し込みには滅法強い!しかし何もなし… 次に「レンジバイブ80」で橋脚を狙う。橋脚の際をかすめるように引いてくるのがポイント!そのためには橋脚近くに落とさなければならない。失敗すると「パァッ~ン!」と破滅の音が夜の闇に吸い込まれる。しかし何もなし… 雰囲気はあるがバイトは出ない。30分ほどあっちこっち投げるが全く反応がない。このポイントを見切り、打ちながら河口に向かうことをP君に伝えてテクテクと下る。大体25m~50mくらい移動して2~3投フルキャストしながら打っていく。もと居た明暗部から200m程度下った処「レンジバイブ80」をフルキャストして一旦ボトムをとり、早巻きで引いてくると「コッツ」とヒット!ようやく出たバイトに思わず「よっしゃ!」しかし「んっ?この軽さは?!」
「はいっ!コノシロ君!!」
小さいくせに良いバイト出しやがる…
ここで表題の○○○出現騒動勃発!
フルキャストで投げていると、河口方面から上がってくるアングラー2人。「…が居ますよ~!」結構遠くから話かけられているのに気付くが「はい?」なんて言ってるかわからん。ようやく近くまで来て「クジラ居ますよ!」「はい?」聞こえても「何言ってんだこいつら?何の冗談だ?」くらいにしか思わなかったが、真剣な眼差しでこちらを見ながら「クジラが居ますよ!ほら!」と指差す先に「プシュ~」「潮吹いた~!」「え~~~~~!!!本物~!!!ホエ~ル!!!」TVの画面でしか見たことのなかった、背中をアーチ状に出しては引っ込めを繰り返しながら荒川の流心を上流に向かって泳いでいる!!
初めて目にした生クジラ!まさか荒川で目撃できるとは…!その優雅さに見とれて泳ぎを目で追う。そして暗闇に消えていった。「はっ!」と我に返り、対岸のS君に電話する!「出ね~!」P君に電話する!「どうしたんすか?」結構近くに居た…事を説明すると「スナメリなら千葉の漁港で見たことありますよ。」「だからクジラだってば…」
さて、釣りを再開。最河口に行き着くがバイトなし、しかも「レンジバイブ」はどこかへと飛んで「行ってしまった…」なんとも寂しい。最河口でP君と粘る事にする。
しばらくすると、P君「なんか来た!」50㎝程度のシーバス!やるね~ヒットルアーは「サイレントアサシン」のサスペンド(中性浮力)だそうな。管理人は、あいかわらずクロダイを意識してバイブレーションプラグを投げ続ける。ルアーは「キックビート」。「レンジバイブ」は飛んで行ってしまったので…
時間は4時ごろ、辺りはすっかり明るくなってきた。飛んでいくルアーを視線で追う。その視線の先で…
「プシュ~」「あっ!潮吹いた~」
スマホの最大ズームで撮ってみました!
アーチ状の背中が見えます?
「プシュ~」って潮吹いてます!
スマホを握りしめて、もう、釣りどころじゃないです。
時刻は4:30 クジラも見えなくなり、隣のP君を見ると「あっ!でっけ~シーバス!」クジラそっちの気で、なにやら1人で盛り上がってる「P君、そろそろ帰るよ。」「クロダイは、これからじゃないっすか!」いや、そうだけど…おじさんはクジラで満足「お先に失礼しま~す」本日はこれにて納竿。
P君がんばって。釣り場を後にした。
昼頃、目覚めるとP君より6:00頃LINEが入っていた「あの後、何もなかったっす…」
P君、また来週がんばろう。